Release

ALBUM

THE PAINTED SOUL

THE PAINTED SOUL ライナーノーツ

1. THE PAINTED SOUL
タイトルの意味、そしてサウンドやメロディーは「誕生」「生まれ変わった」「魂を彩った」といったイメージが元となっています。
生命の始まりを表現したくて、まだ赤ちゃんがお腹の中にいる時に聞こえる、心臓の音から始まります。
これを聴いた人が自然の中に包まれているような、オアシスみたいな作品になれたらと、思います。
優しく爽やかなサウンドに寄り添って、毎日を生きる魂が、いろんな色に彩られていく『THE PAINTED SOUL』のスタートです!
2. 言葉にならない
日常生活を繰り返し過ごしていると、だんだん身の回りにあるものや、感じるものは当たり前になってきて、でも、失ってみて気づくことっておおかったり、やっぱりなくてはならないものだと気づきますよね☆
ありふれた毎日でも、普通に生活できていること、当たり前のことって、実はとても大切なことなんだな…と感じて作った曲です。
特に私達の中で一番なくてはならない、「人のぬくもりやあたたかさ」をテーマに歌詞を書きました 。今までの自分が人との出逢いで学んだこと、救われたこと、感謝したこと、この「ぬくもり」を言葉でどう表現していいかわからなくて、「言葉にならない」という気持ちがそのままタイトルになりました。
人は人に支えられているから生きてゆけるということを再認識した曲です。
3. GO YOUR OWN WAY
誰もが出逢い、そして別れを経験した事があると思いますが、愛する人や大切な人と別れたとき、失ったときの気持ちは深く胸に刻み込まれたり、なかなか忘れられなかったりして・・・
私にも同じような経験があり、なかなか抜け出せない日が続いたけど、その時の想いが決して消えなくても、この広い世界でたくさんの人の中から相手と出逢えたこと、愛せた事は、とても尊いことなんだと気づけたことから、この曲ができました。「終わりがあったとしても、どんな事もどんなものにもみんな意味があるんだ」って思えた時、辛かった日々や悲しかったことは、翼みたいに自らの羽ばたく力になって次の新しい道へ踏み出していける気がします。 
4. Cause It's my life
この曲は一言でいうと、「自分の人生をこの音楽という世界で頑張っていくぞ!!」という決意の曲です。
地元から上京する時の切ない別れ、夢を笑われたりばかにされたりした時のちょっと懐かしい思い出がつまっています☆
そして、自分と同じように夢を目指している人や、何かに向かって頑張っている人を応援する応援歌でもあります。ノリのいいサウンドかつ、クールで格好良く仕上がっているので、この曲を聴いて「Cause It's my life!(だって自分の人生だから!)」と思って、一度きりの人生を、楽しく過ごしてほしいなぁと思います!
5. Everything's gonna be arlight
さぁまた走り出すぞ!張り切るぞぉー!!って時など、気持ちをアゲる時に聴いてもらえると、きっとアガるはず!
ギターのループが独特で「おっ?」と思う人もいるかもしれないけど、イメージはエスニックで、RAPを入れるときも遊び心を取り入れた曲です。
RAPはJAYさんというアーティストの方が歌っていて、レコーディングのとき、英語以外にタガログ語も話せるということで、2つの言語を織り混ぜてリリックを書いてもらいました。
私も少しタガログ語を歌ったんですが、発音が初めての響きで、とても刺激的でした☆そのおかげでエスニックな雰囲気が倍増されたと思います☆
6. Merry-go-round
4年前、レコーディングで訪れたアメリカで出逢ったHIP HOPグループのサウンドがきっかけで出来た曲です。
日本に戻ってからもそのサウンドのインパクトやグルーヴが忘れられず、曲をつけ、アレンジし直しました。
歌詞は片思いの心境を綴った内容で、ちょっと男性目線で書きました★
相手を好きな気持ちが毎日空回り、近くにいるのにうまく伝えられない想いがぐるぐると巡って、それでも愛しい人に逢えばファンタジーのようにキラキラ輝きだす、そんなイメージから、このタイトルが浮かびました。
この曲が鳴り出したら、メリーゴーランドみたいに自然と身体が動いちゃうのでは!?
7. CALLING ME
春になる前に作った曲です。そして、曲のやわらかさや明るさに、春の新しい生活や一人暮らしを始めていく様子が浮かび、歌詞をつけました。
部屋を片付けていたら、思い出のつまったアルバムが出てきたことってありませんか?
アルバムを開くと、懐かしい思い出は笑顔をくれるけど、思い出によっては切なくも悲しくもなったり、過去をふりかえってしまいます。たとえどんな過去が思い出されても、開いたアルバムの中を受けとめることで、新しい明日を見つけたり、感じていけるんじゃないかと思いこの曲ができました。
8. GOOD BYE
大切な友達に向けて書いた曲。
お互い忙しくて、なかなか逢えないから、バイバイする時がとても切なくて…
帰りたくない…って思うけど、でも必ずまた逢えるから、明るくバイバイって言えたらなぁ…って思い、あえて「GOOD BYE」って言葉を明るく前向きなサウンドにのせました。
“いくつになってもずっと友達だよ”、”私はあの頃のままだよ”って想いながら歌詞を書きました。
いつかライブでこの曲を歌う時が来たら、みんなにも最後は明るくGOOD BYE~またね~!と言えたらな~って、ステージとお客さん達をイメージしながらレコーディングしました。だからサビの中のGood bye good bye good bye…の部分はみんなで歌いたい!!
9. I still blieve~ため息~AL ver.
このALBUMバージョンのサウンドは、この曲を作って下さったdoaの徳永暁人さんと、オーケストラのみなさん達と広いスタジオで演奏して録音したものです。徳永さんが指揮をして下さいました☆この曲を書き始めた当時、テレビやニュースを見ていて、様々な暗く肩を落とす内容に、ため息をつきたくても抑えてしまったり、泣きたいけど泣けない人がいっぱいいるんじゃないかと思いました。だから、“泣きたいときには泣いてもいいんだよ”、というのと同じで“ため息つきたいときはため息ついていいんだよ”という気持ちから歌詞ができてゆきました。
信じたくても信じにくくなっている世の中だけど、それぞれに持っている夢、希望、愛や明日を私は信じたいし、信じてみてほしいと思います。
10. 君の本当の君
この曲のイントロや間奏には、雨音を入れています。ちょうど、歌詞を書いていた時も雨が降っていて、雨の日の夜中に歌詞が出来上がりました。
“心の中の想いを隠さず、ありのままの自分を見つめて自分らしくいれば、何も恐いものはないよって伝えたい。ありのままでいいんだよ”ってある時知人から言われ、とても救われた時があり、それから歌詞を書くときも歌うときも、ありのままの私で歌いました。
弱い部分をもっているからこそ強くなれるし、人の痛みがわかるんだと思います。
君らしく生きてほしいというメッセージがつまっています。聴いてくれた人をやさしく包みこむような歌にしたいと思い作った歌です。
11. ユメノツヅキ feat.CRAFT
とてもストレートで疾走感溢れる応援ソングになっています。
すでにライヴで歌い始めているこの曲は、お客さん達と一体になれる感じがして、ステージを駆け抜けたくなるような曲に仕上がりました☆
今回、CRAFTのボーカル、マサトさん、パーカッションのカズさんにfeaturingでレコーディングに参加してもらいました。2人の声やグルーヴが混じった途端に、曲の世界がさらに色濃くなったのでとても嬉しかったです!
夢に辿り着くまでには、泥だらけになったり、時間がかかったりして時には負けそうになるけれど、支えてくれる人達は必ずいて、見守ってくれている。
”独りじゃないからどんな夢であっても諦めないでほしい”と願う歌になっています☆
12. 出逢えたなら
私のリアルな今の心境を日記のように綴った曲です。大人になるごとに、いろんなことを知りすぎて、真実が見えにくくなったり、自分を見失いそうになったり、逃げ出してしまいそうになったり。でも誰にも言えなくて…
そんなことを飾らず書きとめた言葉が並んでいます。
「手放すことは簡単で取り戻すことは難しい、だから今しかない・・・」今というこの時を大切にしていきたいし、大切に過ごして欲しいなぁと思います。
この歌詞ができたのも、この曲との出逢いがあったからだと感じます。
今回のアルバムは、私が今まで出逢えた人達がいたからこそ生まれたアルバムです。その人達みんなに本当に感謝しますm(_ _)m

by shizuku.